ESTO主催イベント情報

2024年11月9日(土) 13時30分~16時30分の予定

秋田◆性同一性障害特例法からトランスジェンダーの生きる権利を考える研修会

アップロードファイル 411-2.jpg

出生時に決定された性別に違和感を持たない人を前提とした社会保障制度などにより生きづらさを抱え、自殺念慮や生活困窮のハイリスク群になっているトランスジェンダーも生きる希望を持てる社会を考える研修会を開催いたします。
皆様のご参加をお待ちしています!

令和6年度秋田県地域自殺対策強化事業
「性同一性障害特例法からトランスジェンダーの生きる権利を考える研修会」
日時:2024年11月9日(土)13:30~16:30(受付開始 13:15)
会場:アトリオン B1F 多目的ホール(定員70名) ※手話通訳付き
参加費:無料
講師:野宮 亜紀さん(LGBT法連合会顧問/大学非常勤講師)
ゲスト:原田いづみさん(弁護士/横手ひまわり基金法律事務所所長)

〔タイムスケジュール〕
13:00-13:30 開場・受付
13:30-13:40 開会挨拶(10分)
13:40-15:10 【講演】野宮亜紀さん(90分)
「性同一性障害特例法成立とトランスジェンダーの困難を振り返る」
15:10-15:20 休憩(10分)
15:20-16:05 【対談】野宮亜紀さんと原田いづみさん(45分)
「性同一性障害特例法の法的問題と課題」
16:05-16:20 質疑応答(15分)
16:20-16:30 閉会挨拶(10分)

<プロフィール>

【講師】
野宮 亜紀さん (一社)LGBT法連合会顧問/大学非常勤講師
1998年からトランスジェンダーの自助・支援グループに運営メンバーとして携わり、2000年から東京レズビアン&ゲイパレードの実行委員、その後、パレードの主催団体であった東京プライドの理事を務める。2003年の性同一性障害特例法の制定の際は他の当事者とともにロビー活動を実施。2005年から非常勤講師として大学でジェンダー、セクシュアリティの講義を担当。Tネット共同代表。

【ゲスト】
原田いづみ 弁護士 秋田県横手ひまわり基金法律事務所所長。
元新聞記者、その後1999年から弁護士。2019年4月から2023年9月まで鹿児島大学法文学部教授(専門は法律実務、ジェンダー法学)。性的マイノリティの人権についての研究や学生への教育を実施。大学におけるダイバーシティ実現のための研修会を企画、担当する。学生のゼミでは大学における「SOGIEハンドブック」を試作。2023年10月から秋田県横手ひまわり基金法律事務所所長。

【会場アクセス】
会場:アトリオン B1F 多目的ホール
JR秋田駅西口側から西方約400m(徒歩5分程度)
https://www.kosei-buil.co.jp/atorion/access.html

主催:性と人権ネットワークESTO
共催
:NPO法人いきいきFネット秋田
:特定非営利活動法人秋田県南NPOセンター
:特定非営利活動法人 秋田県北NPO支援センター

【趣旨】
・性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律(通称 GID特例法)の成立より20年以上が経過し、人権侵害である要件に違憲判決が出た一方でトランスジェンダーに対する誤情報が増加し、これまで以上に自殺や生活困窮に追い詰められる危険性が高まっています。2003年の特例法成立前から現在まで都内でロビイングを行ってきたトランスジェンダー女性から社会的な課題について伺い、性的マイノリティ支援を行う弁護士との対談により、生きる権利を阻害されることなく安心して暮らせる社会を考えるための研修会を開催いたします。

【参加対象者】
学生や教職員、行政職員、医療・法律の専門家、民間団体、一般市民など。
セクシュアリティや年齢を問わず、性的マイノリティ当事者とアライの皆様にご参加いただけます。

【会場参加】
・会場での参加方法は下記のとおりになりますので、申込フォームにチェックをお願いいたします。
【1】アトリオン B1F 多目的ホール(秋田市中通二丁目3-8  アトリオン 地下1階)
【2】南部男女共同参画センター(横手市神明町1-9 0182-33-7018) ※フリースペースでライブ中継を視聴
【3】北部男女共同参画センター(大館市字馬喰町48-1 0186-49-8552)※フリースペースでライブ中継を視聴
※南部と北部のセンターでもフリースペースでのオンライン視聴の受付けが可能です。
※マスク着用は任意ですが、感染対策にご協力ください。
※体調の優れない方、発熱のある方は入場をご遠慮ください。

【オンライン参加】
・ESTO会員や日頃から交流のある団体等の関係者などに限定して受付いたします。
・オンライン参加を希望される方は、申込フォームでセクシュアリティや所属団体等、この企画に参加したいと思った理由をお知らせください。
・インターネットの接続状況により配信が不安定になる恐れがありますので、あらかじめご了承をお願いいたします。
・オンライン参加を受付けた方には、3日前までにZoomの招待メールをお送りいたします。

【申込みフォーム】
https://forms.gle/Q2pTWaHdsBDzjBHe6
オンライン申込〆切り:2024年11月6日(水)22時
会場参加は、当日受付も可能です。
※フォーム以外にメールや電話、FAXで申込が出来ます。

【申込事項】
1)お名前(通称名や仮名OK)
2)お住まいの県と市町村名
3)同行者のお名前と人数
4)代表者の連絡先(TELまたはE-MAIL)

【トランスジェンダーとは?】
性別違和・性別不合(旧:性同一性障害)の診断を受けたり、性別適合手術を受けている人ばかりではなく、出生時に決定された性別に違和感があり、性別を変えることを選択したり、自分の性別が周囲の認識と異なっていると感じている人達の総称です。

【性的マイノリティとは?】
レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クィア/クエスチョニングなどの多様な性を生きる人々のことで、LGBTQは性的マイノリティ(性的少数者)の総称として使われています。
L:レズビアン(女性として女性が好きな人)
G:ゲイ(男性として男性が好きな人)
B:バイセクシュアル(男女の両方を好きになる人)
T:トランスジェンダー(出生時に決定された性別とは異なる性自認をもつ人)
Q:クエスチョニング/クィア(自分のセクシュアリティに迷っている人、既存の性のカテゴリーに当てはまらない人)

【本事業を実施する背景】
・10人に1人が性的マイノリティといわれていますが、1.5人に1人(約60%)が「本気で自殺したいと考えたことがある」と回答した調査報告があるなど、自殺や自殺未遂のハイリスク群となっています。
・多数派である性別違和のない異性愛者を前提とした社会制度や慣習が生きづらさとなり、SOGIハラスメントやアウティングを恐れて孤立しやすい性的マイノリティは生活困窮に陥るハイリスク群でもあり、カミングアウトのしにくさから援助希求行動ができず、自殺や自傷行動に追い込まれています。

【地域における自殺対策の課題】
・LGBTQの中でもトランスジェンダーの自殺率は、性別違和のない異性愛者の約10倍との調査報告があり、身分証明書や外見の性別で決定される社会制度や慣習の社会的障壁に生きることを阻まれ、インターネットの誹謗中傷の深刻化から未来に希望を持ちにくく、個人情報をアウティングすることが常態化している地方での生きづらさからトランスジェンダーの自殺リスクはより高まっています。
・メディアの中だけにいる「非現実的な人」から「身近な隣人」に認識を転換し、ハラスメントとアウティングの差別を解消することで、安心して学び働ける社会を形成し、自殺リスクの軽減を目指していきます。

【目的・内容】
・性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律についての法的な問題を考えることで、トランスジェンダーも生きる希望を持てる地域の環境づくりを目指します。

【事業効果】
・トランスジェンダーへの誤解や偏見を解消することで、性別を変えて生きたいと思う者が教育と雇用につながり、ジェンダーにマイノリティ性を持つ者が自殺に追い込まれにくい環境が形成されます。

【後援】
秋田県,秋田市、秋田県教育委員会,秋田県教職員組合,社会福祉法人秋田県社会福祉協議会,秋田県人権擁護委員連合会, 一般社団法人秋田県社会福祉士会,秋田弁護士会,秋田魁新報社,河北新報社,毎日新聞秋田支局,読売新聞秋田支局,朝日新聞秋田総局,産経新聞社秋田支局,NHK秋田放送局,ABS秋田放送,AKT秋田テレビ,AAB秋田朝日放送,CNA秋田ケーブルテレビ,エフエム秋田,ACB秋田コミュニティー放送,一般社団法人社会的包摂サポートセンター

【協賛】
秋田プライドマーチ実行委員会,秋田LGBTQの集い,trunk,国際教養大学ダイバーシティークラブ,日本赤十字秋田看護大学Aster,NPO法人あきたパートナーシップ,秋田いのちの電話,NPO法人あきた子どもネット,NPO法人セーフティネット秋田つなぎ隊,秋田・こころのネットワーク,チャイルドラインあきた

<主催>
−性と人権ネットワークESTO−
Sexualities and Human Rights Network ESTO
〒010-8691 郵便事業(株) 秋田支店 私書箱32号
E-MAIL:esto.estonet@ymail.ne.jp(新)
E-MAIL:esto.estonet@gmail.com
E-MAIL:esto@estonet.info(旧)
FAX:050-1450-6768(非通知不可)
TEL:080-6049-8843 イベント参加受付/電話相談(要予約)
WEBサイト http://estonet.info/
ブログ http://ameblo.jp/estonet/
X(Twitter) https://twitter.com/esto90700747
Facebook https://www.facebook.com/estonet/

登録番号
No.411
日時
11月9日(土) 13:30~16:30
Web Scheduler